マインドフルネスとは?始め方と注意点

マインドフルネスとは?意味や効果、瞑想のやり方を解説

マインドフルネスを調べる時、いちばん困るのは「結局、何をすればいいのか」です。瞑想なのか、リラックス法なのか、考えを消す練習なのか。言葉だけを追うと、始める前に難しく見えてしまいます。

やることはシンプルです。呼吸、足裏、手の感覚、いま食べているものなど、今している動作へ注意を戻します。考えが浮かんだら、気づいたところから戻ります。そこまでが練習です。

まずは1分で始めます。長く座る前に、苦しくなったら止める目安も決めておきましょう。目を閉じて不安が強くなる人は、開けたままでも始められます。

先に結論

マインドフルネスは、今の自分に起きている反応へ気づく練習です。考えや感情が浮かんだら、呼吸、足裏、手の感覚、食事などに注意を戻します。苦しさが強くなる時は中止し、生活に支障がある時は医療機関や相談窓口を頼りましょう。

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目次

マインドフルネスは今の状態に気づく練習

中心にあるのは、今の自分に何が起きているかを知ることです。呼吸が浅い、肩に力が入っている、不安な考えが続いている、怒りが出ている。そうした状態に気づきます。

たとえば仕事中に失敗を思い出し、手が止まったとします。その時に「また考えている」と気づき、足が床についている感覚や、ペンが手に触れている感覚へ注意を戻します。

よくある誤解を、日常の行動に置き換えると分かりやすくなります。

誤解しやすいこと実際にすること日常の例
何も考えない考えが浮かんだことに気づく予定が浮かんだら呼吸へ戻る
長時間座る短い時間で始める食事前に3回呼吸する
特別な場所を用意する普段の動作に入れる歩く、洗う、食べる時に使う
すぐ落ち着く今の状態を知る落ち着かない日も体の反応を見る

怒り、不安、焦りが出た時に、反応する前の自分の状態を知る。そこで一拍置けると、次の言葉や行動を選びやすくなります。

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瞑想やリラックスとの違い

瞑想は、座って呼吸を見る練習として行われることが多い言葉です。マインドフルネスは、その考え方を歩く、食べる、洗う、話を聞くといった日常の動作にも入れます。

リラックスは、体や気持ちを楽にする方向を目指します。マインドフルネスでは、落ち着かない状態にも気づきます。結果として落ち着く日もありますが、落ち着かせるためだけに使うと、うまくいかなかった日につらくなります。

迷った時は、「今の状態を知るため」と考えると始めやすくなります。次に、実際の一分練習へ進みます。

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1分で始める

初めてなら、一分だけで始めます。椅子に座り、背中を楽に起こします。目は閉じても、開けたままでも使えます。注意を向ける場所は、鼻、胸、お腹の中で分かりやすい場所を一つ選びます。

息を吸う、吐く。考えが浮かぶ。気づいたら、また呼吸へ戻る。この流れを一分だけ行います。うまくできたかを採点せず、終わったら「今は眠い」「肩が重い」など一言だけ残します。

道具がなくても始められます。まずは一分だけ試してください。本を読むなら、続け方に迷った時に、自分の場面に合う考え方を一つ拾う使い方がおすすめです。

座る時間を作れない日は、すでにある動作に重ねます。下の表から、今日の生活に近い入口を一つ選びましょう。

場面やること目安
朝起きた後布団の中で呼吸を3回見る起き上がる前に終える
食事前一口目の香りや温度を見る最初の一口だけ
歩く時足裏が床に触れている感覚を見る信号待ちや廊下で使う
家事中水の音や手の動きを見る皿を洗う間に行う
寝る前息を吐いている感覚を見る眠ろうと頑張らない

緊張や疲れが強く、別の切り替え方も知りたい時は、次の記事も候補になります。

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続ける負担を下げる

続けたい時も、長い時間を用意しません。朝の歯みがき後、昼食前、帰宅して鍵を置いた後、寝る前に照明を落とした後。すでにある行動の直後に置くと、思い出しやすくなります。

続かない時は、性格の問題と決めつける前に、時間、場所、期待の大きさを見ます。下の表では、再開しやすくする調整を分けました。

続かない理由変える点
時間を長くしすぎる1分で終える
特別な環境を待つ今いる場所で使える対象を選ぶ
結果を急ぐ今日の状態を知る時間にする
考えが浮かぶと責める気づいた回数として見る
忘れてしまう既存の行動の直後に置く

呼吸が合わない日は、音や体の様子を使えます。エアコンの音、水の音、足裏、椅子に触れている背中など、戻りやすい対象を選びます。

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つらさが出たら中止する

マインドフルネスは、人によって合う形が違います。目を閉じると不安が強くなる、過去のつらい記憶が浮かぶ、体へ注意を向けると苦しい。そうした反応が出たら、その場で止めます。

続け方を工夫する前に、いったん止める判断が先です。下の表で、無理をしないための対応を確認してください。

起きていることその場の対応
目を閉じると不安目を開けるか中止する
記憶が浮かんで苦しい一人で続けず相談する
体へ注意を向けるとつらい音や周囲にあるものへ注意を置く
気分が落ち込む実践を休み体調を優先する
生活に支障がある医療機関や相談窓口を使う

強い不安、抑うつ、トラウマに関わるつらさ、睡眠や食事への大きな影響がある時は、セルフケアだけで抱え込まないことが先です。医療機関、カウンセラー、地域の相談窓口など、外の支援も使いましょう。

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採点せず状態をメモする

マインドフルネスを始めると、「集中できたか」「落ち着いたか」と採点したくなります。採点が強くなると、練習そのものが緊張の原因になります。

終わった後は、良し悪しを決めず、状態を一言で書きます。「眠い」「肩が重い」「考えが多い」「呼吸が楽」。状態が分かれば、休む、動く、相談するなど次の行動を選びやすくなります。

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合わない日は別の入口を選ぶ

呼吸に注意を向けると苦しくなる日もあります。その時は、呼吸にこだわらず、足裏や手のひらへ注意を移します。聞こえている音、目に入る色など、負担の少ない対象へ変えます。

それでもつらい時は、練習をやめます。自分を追い込む練習にしないことが先です。今の自分に合う入口を選ぶことも、状態に気づく練習の一部です。

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参考情報

マインドフルネスは、医療や心理支援でも扱われる考え方です。つらさが強い時は一般記事だけで判断せず、医療機関や公的機関の情報も確認してください。

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この記事を書いた人

癒しとくつろぎの杜 編集部は、日々の疲れや人間関係の悩みに寄り添い、心と体をゆるめる考え方、暮らしの整え方、休み方のヒントをお届け。誰もが自分のペースを取り戻せるよう、やさしく実用的な情報を発信していきます。

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