やりたいことの探し方・決め方

やりたいことの探し方・決め方

「やりたいことは何ですか」と聞かれると、急に言葉が出なくなる。転職、副業、学び直し、趣味。気になるものはいくつかあっても、自分の答えとして選ぶとなると重くなります。

そんな時に、いきなり天職や使命を探そうとすると動けなくなります。最初に決めるのは、次の休日に試す一つです。

候補を増やしすぎる前に、試し、残すか決める流れを作ります。読み終えた時に残すのは、今日書ける三行と、次の休日に試す一つです。

先に結論

やりたいことは、頭の中で正解を探すだけだと重くなります。先に決めるのは、次の休日に試す一つです。一生の目標は、あとで考えます。減らしたい時間、気になるもの、疲れにくい行動を書き出し、30分から一回で試せる形にします。終わったあとに、また触れたいかを確認して残すか決めます。

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答えを急ぐ前に、今の疲れを確認する

何も浮かばない時は、才能の問題と決める前に、今の生活を見ます。仕事、家事、人間関係、スマホ、断れない予定で毎日が埋まっていると、新しい候補まで考えにくくなります。

やる気を出す前に、今の体力を確認します。眠れているか、食べられているか、休む日があるか。生活の土台が崩れているなら、やりたいこと探しはいったん置き、疲れを抜く日を作ります。下の表では、今の状態に近い行から最初の対応を選べます。

今の状態起きやすいこと最初にすること
疲れがたまっている何を考えても面倒になる睡眠、食事、休む日を確保する
予定が詰まっている新しい候補まで負担になるやめる予定を一つ決める
周りの期待が強い自分の希望を後回しにする断れない役割を書き出す
失敗が怖い興味があっても始められない一回だけ試せる形にする
情報を見すぎている他人の成功例と比べる検索を止めて手を動かす

疲れの出方が分かったら、前向きな夢を無理に探さず、減らしたい時間を見る順番へ進みます。

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減らしたい時間から候補を出す

好きなことがすぐに出ない時は、減らしたい時間を書きます。しんどい時間には、自分が本当は欲しかった条件が出てきます。

急かされ続けるのが苦しいなら、自分のペースで考える時間が欲しい状態です。人前で評価される場がつらいなら、一人で試せる活動のほうが始めやすくなります。下の表では、減らしたい時間を、欲しかった条件と一回試せる候補に分けました。近い行から見ると、候補を一回試せる形にしやすくなります。

減らしたい時間欲しかった条件試せる候補
急かされ続ける時間自分のペースで考えたい調べる、書く、作る
人前で評価される時間安心して試したい一人で練習する、少人数で始める
予定が詰まった休日回復する時間を残したい家でできる趣味、短い学び
誰かに決められる時間自分で選びたい一人で行く場所、自由度の高い活動
同じ作業だけが続く時間工夫できる時間が欲しい企画、改善、ものづくり

この段階の候補は、立派でなくても始められます。本屋に行く、台所を使いやすくする、短い文章を書く。生活の中で一回試せる形にします。

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気になるものと疲れにくいものを分ける

次に、気になるものと、疲れにくい行動を分けて書きます。気になるものは、つい調べてしまう分野です。疲れにくい行動は、終わった後にぐったりしにくい作業を指します。下の表では、三つの欄に分けました。全部を埋めようとせず、書ける欄から始めます。

書く欄問いかけ
気になるもの気づくと調べているものは何か心理、暮らし、文章、植物、旅行
疲れにくいもの続けても消耗しにくい作業は何か聞く、まとめる、作る、続ける
増やしたい時間どんな時間があると楽になるか静けさ、自由、つながり、学び

三つ全部が重ならなくても始められます。最初は「気になるもの」と「疲れにくい作業」が二つ重なれば、候補です。心理が気になり、人の話を聞くことが苦になりにくいなら、読書会に出る、相談内容をメモにまとめる、といった試し方があります。

やりたいことを人生全体の方向として考えたい時は、自己実現の記事も参考になります。まずはこのページの三行メモを作り、その後で大きな方向を見ます。

三行メモができると、過去の経験も候補作りに使えます。昔の出来事をそのまま再開しなくても、候補は作れます。今の生活に入る大きさへ変えていきます。

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過去の経験は、楽だった理由まで確認する

過去を振り返る時は、結果だけで決めません。楽しかった出来事の中で、どこが楽だったのかを確認します。文化祭なら、企画、役割分担、準備の段取り、人と作る時間のどれだったのか。そこが分かると、今の候補に移しやすくなります。

過去の出来事確かめること今の候補
文化祭の準備が楽しかった企画か、人と作る時間か編集、イベント、制作
友人の相談に乗ることが多かった聞くことか、整理して返すことか対話、メモ作成、発信
旅行計画が好きだった調べることか、予定を組むことか旅、情報整理、プラン作成
資料作りに集中できた説明か、見た目を作ることかライティング、デザイン、資料作成
料理を続けられた段取りか、手を動かすことか暮らし、ものづくり、食の発信

同じ出来事でも、楽しかった理由は人によって違います。旅行なら、行くこと、計画を立てること、写真を撮ること、誰かを案内することのどれだったのかを分けます。候補が見えたら、頭の中で回し続けず、いったん三行に置きます。

候補がいくつか出たら、頭の中だけに置かず、三行にします。減らしたい時間、気になるもの、次に試す一つ。この三つだけを書きます。下の表では、三行メモにした時の例を並べました。自分の状況に近い行を一つ選びます。

減らしたい時間気になるもの次に試す一つ
急かされる予定文章、本屋次の休日に本屋で一冊選ぶ
スマホを流す時間暮らし、道具台所の一角を十五分片づける
人に合わせすぎる時間一人で行く場所半日だけ自分で行き先を決める
予定で埋まる休日休む時間午後を空けて家で過ごす

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一回だけ試して残すか決める

候補は、30分から一回で試せる大きさにします。資格なら、講座へ申し込む前に入門書を一章だけ読む。運動なら、ジムに入る前に10分歩く。副業なら、短い記事や作品を一つ作ります。

終わった後は、楽だったか、疲れすぎなかったか、また触れたいかを書きます。合わなかった候補も無駄にはなりません。合わない理由が分かると、次に試す候補が絞れます。下の表では、候補を短く試す方法と、終わった後に見る点を並べました。

候補短く試す方法終わった後に確認すること
文章を書く三日だけ短いメモを書く書く前後の気分、公開したいか
勉強する入門書を一章だけ読む読んだ後も知りたいことが残るか
運動する10分歩く、体験に行く帰宅後の体と気分
人と関わる見学や単発イベントに行く疲れ方、また会いたいか
ものを作る家にある道具で一つ作る作業中に時間を忘れるか

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疲れが強い日は探さない

眠れない、食欲が落ちている、気分の落ち込みが続く、仕事や家事に手がつかない。そんな時にやりたいことを探すと、何も浮かばない自分を責めやすいです。

心身の不調が強い日は、候補探しを休みます。まずは睡眠と食事を戻し、予定を減らします。安心できる人に話すことも選択肢です。生活が落ち着いたあとで考えても遅くありません。

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今日やるなら、三行だけ書く

今日できることは一つです。紙やメモアプリに、減らしたい時間、気になるもの、次の休日に試す一つを書きます。

最初の一歩は、引き返しやすい形で始めます。たとえば、次の休日に本屋へ行く、10分歩く、三日だけメモを書く。そのくらいなら、自分に合うものと合わないものが分かってきます。

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この記事を書いた人

癒しとくつろぎの杜 編集部は、日々の疲れや人間関係の悩みに寄り添い、心と体をゆるめる考え方、暮らしの整え方、休み方のヒントをお届け。誰もが自分のペースを取り戻せるよう、やさしく実用的な情報を発信していきます。

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