室内で育てやすい観葉植物7選|初心者の選び方

室内で育てやすい観葉植物

観葉植物を買いたいのに、候補を調べるほど決められなくなる。サンスベリアは乾燥に強い、ポトスは育てやすい、パキラは初心者向き。名前と特徴は分かっても、自分の部屋に合う一鉢まではなかなか絞れません。

最初に見るのは、鉢を置きたい場所です。窓からどのくらい光が入るか、エアコンの風が直接当たらないか、土の乾きを手で確かめられるか。この三点が分かれば、店頭で選ぶ候補はかなり減ります。

まず置き場所別の早見表で候補を絞り、そのあと7種の特徴を比べます。水やり、犬猫や子どもがいる家での注意、購入時に見る場所まで順に確認していきましょう。

先に結論

最初の一鉢は、置きたい場所の日当たりと、水やりをどの程度続けられるかで選びます。水やりを忘れがちならサンスベリア、明るい室内の棚ならポトス、窓辺で木らしい姿を楽しむならパキラが候補です。耐陰性のある植物にも、日中の光は必要です。犬猫や幼い子どもがいる家では、植物名と安全性を購入前に確認してください。

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目次

最初に置き場所の明るさを確かめる

「日陰に強い」と書かれた植物にも、日中の光は必要です。耐陰性とは、弱い光に耐えられる性質のこと。暗い場所ほど生長はゆっくりになり、土も乾きにくくなります。

日中に照明を消し、鉢を置きたい場所を見てください。レースカーテン越しに光が入るのか、窓から離れた部屋の奥なのかで候補が変わります。次の表で、部屋の条件に近い行から候補を絞りましょう。

置きたい場所候補購入前に見る点
レースカーテン越しの明るい窓辺パキラ、オリヅルラン、モンステラ夏の強い日差しが直接当たらないか
直射日光の入らない明るい部屋ポトス、テーブルヤシ、モンステラ葉が広がる幅や、つるを伸ばす方向
窓はあるが日差しが弱い場所サンスベリア、ZZプラント長期間ほとんど光が入らない場所は避ける
棚や吊り鉢ポトス、オリヅルラン水やりのたびに安全に下ろせる高さか
犬猫が葉へ届く場所パキラ、テーブルヤシ、オリヅルラン学名を含めて安全性を再確認する

エアコンの風が当たる場所、冬に強く冷える窓際、真夏に鉢まで熱くなる場所は候補から外します。植物を置ける場所が一つしかないなら、その環境を店員さんに伝えてから選ぶのが確実です。

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室内で育てやすい観葉植物7選

同じ「初心者向け」でも、乾燥に強い植物、弱い光に耐える植物、葉が広がりにくい植物では扱いやすさが違います。自分の部屋と暮らしに近いものから読んでください。

植物向く人・場所世話の要点犬猫
サンスベリア水やりを忘れやすい人、幅を取りたくない場所土が乾いてから。水のあげすぎに注意要注意
ポトス棚や吊り鉢で葉を垂らしたい人明るい日陰。つるを切って長さを調整要注意
パキラ窓辺で木らしい姿を楽しみたい人明るい間接光。受け皿に水を残さない非毒性の情報あり
モンステラ床置きできる広さがある部屋明るい日陰。葉が広がる幅を確保要注意
ZZプラント水やりを控えめにしたい人乾いてから水やり。鉢の過湿を避ける要注意
オリヅルラン棚や吊り鉢、明るい窓辺強い直射日光を避け、乾きすぎも見逃さない非毒性
テーブルヤシ強い日差しが入らない明るい部屋葉先の乾燥と害虫をこまめに確認非毒性

犬猫の安全欄はASPCAの植物データベースを基にしています。非毒性とされる植物でも、食べれば胃腸の不調を起こす可能性があります。品種や流通名だけで判断せず、購入時のラベルにある学名も控えておきましょう。

1.サンスベリア|水やりを忘れやすい人へ

肉厚の葉に水を蓄えるため、頻繁な水やりを必要としません。縦に伸びる種類なら横幅を取りにくく、棚の横や部屋の隅にも置けます。明るい間接光を好みますが、弱い光にも比較的耐える植物です。

いちばん避けたいのは、水をあげすぎて土が湿ったままになること。底穴のある鉢を選び、土が乾くまで待ちます。犬や猫には有害とされるため、かじる可能性がある家では届かない場所へ移してください。

2.ポトス|棚から葉を垂らして楽しみたい人へ

ポトスは、明るい間接光の下でつるを伸ばす植物です。伸びた部分を切って長さを保てるため、小さな棚や吊り鉢にも収まります。ただし、斑入りの品種を暗い場所へ置くと、葉の模様が薄くなります。

土が乾いたら、鉢底から流れるまで水を与えましょう。つるが伸びる先も決めておけば、通路や家具に引っかかりません。犬猫が口にすると刺激を起こすため、床置きは避けてください。

3.パキラ|窓辺に小さな木を置きたい人へ

編み込まれた幹と、手のひらのように広がる葉が特徴です。卓上サイズから床置きまであるので、置ける広さに合わせて選べます。明るい間接光が入り、葉が壁に当たらない場所が向いています。

土の表面が乾いたら水を与え、受け皿に流れた水は捨ててください。片側から光が入る部屋では、鉢の向きを時々変えると姿が偏りません。ASPCAは犬猫に非毒性としていますが、繰り返しかじる時は届かない場所へ移しましょう。

4.モンステラ|葉の存在感を楽しみたい人へ

切れ込みのある大きな葉は、鉢の外側へ広く張り出します。壁や通路から離し、葉が左右へ伸びる幅まで確保してください。明るい間接光が入る、ゆとりのある床置きの場所に向いています。

新しい葉が開くたび、必要な横幅も増えます。家具に触れ始めたら、鉢の位置や支柱を見直してください。犬猫がかじると口や消化器を刺激するため、ペットが届く床は避けるのが安全です。

5.ZZプラント|乾かし気味に育てたい人へ

つやのある葉がまとまって立ち上がり、弱い光にも比較的耐えます。地下部に水を蓄えるため、水やりを控えめにできる植物です。土が乾く前に水を重ねると根を傷めるので、鉢の重さまで確かめてから与えます。

葉が増えない時は、水を足す前に置き場所の光と温度を確かめましょう。生長が遅い季節に水を重ねると、土が乾かず根を傷めます。犬猫や子どもが葉を口にするおそれがあるなら、手の届かない高さへ置いてください。

6.オリヅルラン|吊り鉢や明るい棚に置きたい人へ

細長い葉が弧を描き、育つと子株が垂れ下がります。明るい窓辺の棚や吊り鉢に向き、床を使わずに飾れるのも利点です。夏の日差しが強い時は、レースカーテン越しの場所へ移してください。

乾燥には比較的耐える一方、土を長く乾かすと葉先が傷みます。表面を見るだけで決めず、鉢を持った時の重さも水やりの目安にしましょう。ASPCAは犬猫に非毒性としています。

7.テーブルヤシ|強い日差しのない部屋へ

細い葉が広がる小型のヤシです。強い日差しを避けた明るい部屋で育ち、生長もゆっくり。卓上や棚で長く楽しみたい人に向いています。

葉が密に重なるので、時々は葉裏まで見て害虫がいないか確かめてください。エアコンの風が当たると葉先が乾きやすいため、風の通り道からも外します。ASPCAでは、犬猫に非毒性の分類です。

候補を絞れたら、鉢を置いても通り道が狭くならないか確かめましょう。水やりのたびに鉢を動かす場所も、世話が続きにくくなります。家具や照明との距離まで決めてから、部屋の雰囲気に合う一鉢を選んでください。

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水やりは曜日で決めない

「毎週日曜に水をあげる」と決めると、まだ湿っている鉢にも水を足してしまいます。土が乾く速さは、植物の種類、鉢の大きさ、光、室温、季節で変わるからです。

水やりを始めたら、水をあげた日と、次に土が乾いた日をメモしてください。指で土を触り、鉢を持って前回より軽いかを確かめます。水を与える時は鉢底から流れるまで注ぎ、受け皿の水を捨てます。

手持ちの容器では葉や家具をぬらしてしまう時は、細口のじょうろも候補になります。購入する前に、植物の数に合う容量と、使ったあとに置ける場所を確認してください。

冬は生長が遅くなり、土が乾くまでの日数も延びます。春夏と同じ間隔で水を足さず、毎回土と鉢の重さを見ましょう。

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買う前に葉・土・鉢底を見る

店頭では、葉の表だけで決めず、葉裏、土、鉢底も確認します。虫が付いた鉢や、土が長くぬれたままの鉢を選ぶと、持ち帰ったあとに害虫や根腐れへ対応しなければなりません。

  • 葉の表と裏に白い点、べたつき、細い糸がないか
  • 茎の根元が黒く軟らかくなっていないか
  • 土から強いにおいがしないか
  • 鉢底に水がたまっていないか、排水穴があるか
  • 葉色が極端に薄い株や、茎が大きく傾いた株でないか
  • 管理ラベルに植物名、置き場所、水やりの目安が書かれているか

家にほかの鉢がある場合は、新しい鉢を離して置き、葉裏や茎の付け根に害虫がいないことを確かめてから近くへ移します。ほかの植物へ害虫を広げないための確認です。

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犬猫や子どもがいる家は植物名を控える

ペットや幼い子どもがいる家では、見た目と育てやすさだけで決めず、口に入れた時の安全性まで確認します。同じ流通名でも植物が違うことがあるため、ラベルに学名があれば写真に残してください。万一の時、動物病院や医療機関へ正確な名前を伝えられます。

ASPCAでは、ポトス、モンステラ、ZZプラント、サンスベリアなどを犬猫に有害な植物としています。一方、パキラ、テーブルヤシ、オリヅルランは非毒性の分類です。非毒性でも食用ではないため、葉や土を口にするなら置き場所を変えましょう。

犬猫がかじった、吐いた、よだれが増えたなどの変化があれば、植物名と食べた時刻を伝えて動物病院へ相談してください。子どもが口にした可能性があり、受診や応急手当に迷う時は、植物名を確認したうえで医療機関か日本中毒情報センターの中毒110番へ連絡します。

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葉が変わったら水・光・温度の順に確認する

葉が黄色くなった時に、慌てて水や肥料を足すのは禁物です。原因が水のあげすぎなら、さらに状態を悪くします。まず土と鉢を見て、そのあと光と温度を確認してください。

見えている変化最初に確認する場所次の対応
葉が黄色くなった土が何日も湿っていないか水やりを止め、排水と根元を確認する
葉先が茶色い強い日差しやエアコンの風が当たるか置き場所をずらし、葉の広がりを見る
全体がしおれる土の乾きと鉢の重さ乾いていれば水を与え、湿っていれば根元を確認する
新しい葉が出ない日中の明るさと室温季節を見て、暗すぎる場所なら移す
葉に白い点や細い糸がある葉裏と茎の付け根ほかの鉢から離し、購入店へ相談する

変化が続く時は、鉢全体、土、葉の表裏を撮影して購入店へ見せましょう。植物名、水やりをした日、置き場所も伝えると、店員さんが原因を絞る材料になります。

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参考情報

光、水やり、害虫、犬猫の安全性について、大学の園芸普及機関とASPCAの情報を参照しました。植物ごとの管理は品種や栽培環境で変わるため、購入時のラベルと販売店の案内も確認してください。

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最初の一鉢は、置き場所に合うものを選ぶ

買う植物を決める前に、置きたい場所を昼間に見てください。明るさ、風、冬の冷え、鉢を安全に下ろせるかが分かれば、部屋に合う候補を絞れます。

店では、置き場所の写真を見せ、水やりのタイミングと犬猫への安全性を聞きます。最初は一鉢から始め、土が乾く速さを把握してから次を考えましょう。

水やりを何度か経験すると、部屋で土が乾く速さや、葉が光の方向へ動く様子が分かってきます。その変化を確かめてから、次の鉢を選んでください。

観葉植物を育てることを、家で続けられる楽しみにしたい人は、大人の趣味の記事も参考になります。使える時間や予算に合わせて、無理なく続けられる始め方を紹介しています。

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この記事を書いた人

癒しとくつろぎの杜 編集部は、日々の疲れや人間関係の悩みに寄り添い、心と体をゆるめる考え方、暮らしの整え方、休み方のヒントをお届け。誰もが自分のペースを取り戻せるよう、やさしく実用的な情報を発信していきます。

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