友人から週末の誘いが届いたけれど、今回は家でゆっくり過ごしたい。うれしい誘いだからこそ、「予定は空いているし、断るのは悪いかな」と返信に迷うこともあるでしょう。
そんなときは、理由をどこまで話すか、別の日を提案するかによって、返事の言葉も変わります。友人との食事や趣味の集まりを例に、感謝と自分の希望を一緒に伝える言い方を考えてみましょう。以下の会話文は、場面に合わせて作った例です。
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理由は、無理なく話せることを添える
「家で休みたい」と伝えるだけでは、相手をがっかりさせてしまいそう。そう思うと、ほかの用事を探して理由にしたくなるかもしれません。ただ、予定がないことと、出かけたいことは別です。読みかけの本を楽しんだり、何も決めずに過ごしたりする休日を望んでいるなら、その気持ちを返事に添えられます。
「誘ってくれてありがとう。今週の土曜は家でゆっくりしたいから、今回はやめておくね」
理由を選ぶ目安は、実際の気持ちに合っていて、相手に話しても差し支えないことです。親しい友人でも、休日の過ごし方まで詳しく話したくないときはあるでしょう。その場合は、「誘ってくれてありがとう。今回は参加を見送るね」と、感謝と今回の返事にとどめる言い方もできます。
もう少し改まった相手なら、「お誘いありがとうございます。今回は参加を見送ります」といった言葉遣いに。理由を話す量と、言葉の丁寧さは、それぞれ相手との関係や自分の話しやすさに合わせて考えられます。
別の時間を提案されたら、今回の希望を伝え直す
とはいえ、最初から希望を言葉にできず、「土曜はちょっと難しいかも」とだけ返してしまうこともあります。そこで「じゃあ、夜ならどう?」と提案されると、断る言葉にまた迷ってしまうかもしれません。
このやり取りで伝えたのは、土曜日の都合が難しそうだということ。今週末は家で過ごしたいという希望は、まだ返事に入っていません。時間を変えても出かけるつもりがないなら、その点を補って伝えます。
「今週末は家でのんびり過ごしたくて。時間を考えてくれたのにごめんね、今回はやめておくね」
一方、今回は休みたいけれど、別の日には会いたいこともあるでしょう。「来週の日曜なら会いたいな。都合はどう?」と続けるのは、そんな気持ちがあるときの返事です。次の約束までは考えていないのに「また今度ね」と添えると、さらに日程の相談が続くこともあります。断る代わりに何かを約束しようとするときは、その約束も自分が望んでいるかを考えたいところです。
頼み事には、引き受ける役目をはっきりさせて返す
別の約束を添えるかどうかは、頼み事を断るときにも迷う点です。たとえば、趣味の展示会へ遊びに行く予定でいたところ、当日の受付を手伝ってほしいと頼まれた場面を考えてみます。受付は希望者が引き受ける役目で、自分は作品をゆっくり見て回りたいと思っています。
「行けるのだから、手伝いも断りにくい」と感じるかもしれませんが、展示を見る約束と受付を担当する約束は別です。返事でも、会場には行くことと、今回は受付を引き受けないことを分けて伝えられます。
「当日は展示を見に行きますが、受付のお手伝いは今回は見送ります。作品をゆっくり見て回りたいと思っています」
別の形なら手伝いたいときは、「当日の受付は見送りますが、前日の案内配りには参加します」と、引き受けたい役目を添える返事もできます。「少しだけなら」では、自分と相手が思い浮かべる手伝いの範囲に違いが出ることもあるので、参加する役目まで伝えておきたいですね。
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