LINEの愚痴がつらい時の返し方

LINEの愚痴がつらい時の返し方

友人から仕事の愚痴が届き、返事をしたら、その続きが何通も届く。話は聞きたいけれど、自分の用事も進めたい。「どう返せばいいんだろう」と、画面を開いたまま迷う時もあるのではないでしょうか。

返す内容は、相手が何を求めているかによって変わります。話を聞いてほしいのか、意見がほしいのか、何かを手伝ってほしいのか。届いた言葉を確かめながら、今できる返事と、やり取りを終えたい時の伝え方を考えていきましょう。

先に結論

愚痴を聞く返事、質問への答え、手助けの約束は、それぞれ内容が違います。何を求められているかを確かめ、自分が応じられることを伝えましょう。続きを聞く日時を約束するのは、実際に時間を取れる時です。

「死にたい」など、命や安全について心配な言葉が届いた時は、通常の愚痴を切り上げる返し方とは分けて考えてください。末尾の相談先の案内には、支える側が相談するための公的な情報も載せています。

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目次

愚痴の中に、質問や頼みごとがあるか確かめる

「今日も急に予定を変えられた」とだけ届いた時は、話を聞いてほしいのか、対応を一緒に考えてほしいのかは、まだ分かりません。今やり取りできるなら、「今日は話を聞いてほしい? それとも、どうするか一緒に考えたい?」と尋ねる方法があります。

すでに「送る文章を見てほしい」と頼まれているなら、求められているのは文面の確認です。その場合は、確認してほしい点と送る予定を尋ね、自分が対応できるかを考えます。次の表は、届いた言葉に質問や依頼があるかを見分けるための例です。

届いた言葉の例返す前に確かめること
「今日も予定を変えられた」話を聞いてほしいのか、一緒に考えてほしいのか
「送る文章を見てほしい」どんな確認を、いつまでに頼みたいのか
「その人、ひどいと思わない?」自分が知っている出来事と、同意できる内容は何か

相手の希望が分かっても、今それに応じられるかは別に考えます。文章を見る時間が取れないならそのことを伝え、聞く余裕があるなら話の続きを尋ねる、という選び方です。以下の会話は、編集部が作成した想定例です。

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聞く時は、相手が書いた出来事に返す

話を聞いてほしいと分かった時は、相手が何に困ったと書いているのかに目を向けてみてください。「大変だね」だけでは返しにくくても、予定の変更で準備をやり直したという内容なら、その出来事について話を続けられます。

友人:「明日の発表の順番が急に変わって、準備をやり直した。今日は話を聞いてほしい」

自分:「準備していたのに、直前にやり直すことになったんだね。どの辺りを変えることになったの?」

友人:「持ち時間が短くなって、説明する部分を選び直したんだ」

この返答では、予定の変更と準備のやり直しについて尋ねています。「担当者はあなたを困らせたいんだね」と、相手からも聞いていない意図を加える必要はありません。友人が「腹が立った」と書いているなら、その気持ちも本人が伝えた言葉として受け止めます。

続きを尋ねるのは、自分にも今聞く時間がある場合です。すでに十分読んでいて新しい質問はないなら、「準備をやり直すことになったんだね。読んだよ」と伝える返し方もあります。どこまで話を聞いたかと、今もやり取りを続けられるかが相手に伝わるよう、返す内容を選んでみてください。

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助言や手助けを求められたら、できることを伝える

「どうしたらいいと思う?」と聞かれても、事情が分からなければ具体的な案は出せません。相手が何を変えたいのか、すでに誰かと話したのかなど、助言に必要なことを確かめてから考えます。

たとえば友人が、予定変更で困ったことを担当者へ伝えたいと考えている場面です。文面を一緒に考えることと、友人に代わって担当者へ連絡することは別の手助けになります。

友人:「担当者に困ったと伝えたいけれど、うまく書けない。代わりに連絡してもらえない?」

自分:「私から連絡することはできないけれど、伝える文章を一緒に考えることならできるよ。何をお願いしたいの?」

友人:「次に変更がある時は、準備を始める前に知らせてほしい」

自分:「では、準備をやり直したことと、次回は早めに知らせてほしいことを書こうか」

友人:「うん。その内容で自分から送るね」

この例では、友人が自分で送る文面を一緒に考えることに決まりました。相手が「代わりに連絡してほしい」と希望を変えない場合も、それを引き受けられるかは改めて確かめる点です。「文章の相談はできるけれど、連絡の代行はできない」と、自分ができることを説明します。

すでに「今夜、文章を見ておく」と約束した後で難しくなったなら、その約束の変更を伝えます。相手が送る予定の時刻と、自分が確認できる時刻を照らし合わせ、待ってもらえるか、別の方法で進めるかを相談してください。

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今は続けられない時は、終えることを伝える

寝る支度を始めたい、家の用事に戻りたい、今日はこれ以上話を聞けない。そんな時は、「今日はもう寝るので、ここでやり取りを終えるね」と、自分の予定や今の希望を伝えます。

続きも聞きたい場合には、予定が合う時を相談できます。「明日の夕食後なら話せるけれど、その時に続きを聞こうか」という提案は、実際にその時間を取れる人の例です。次に話す予定が分からないなら、「明日返すね」と約束を付け足さず、今回は終えることを伝えてください。

終えると伝えた後にも同じ話が届いた時は、会話を再開できるかを自分の予定に照らして考えます。一方で、「さっき頼んだ文章は見てもらえる?」と、引き受け済みの用件について聞かれたなら、その用件の返答は残っています。愚痴の続きを聞くことと、約束の確認を分けましょう。

通知のたびに画面を開いてしまう場合は、トークルームごとの通知設定も確認できます。LINEの公式案内には、トークごとに通知をオン・オフにする機能が示されています。通知をオフにするのは受信のお知らせの設定で、相手からのメッセージ送信を止める操作ではありません。

必要な連絡も同じトークに届くなら、いつ内容を確認するかを考えてから設定を選びます。操作や表示は、LINEヘルプの通知設定でご確認ください。

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同意や転送を求められた時は、自分の返事を分ける

話を聞いている途中で、「あの人、わざと困らせていると思わない?」と同意を求められる場合もあるでしょう。自分がその場を見ておらず、相手の意図も分からないなら、「予定が変わって困ったことは分かったよ。ただ、わざとかどうかは私には分からない」と返せます。

相手が困っているという話を聞くことと、第三者の意図を断定することは別です。実際に自分も同じ場面を見ていたなら、見た出来事を伝えられますが、知らない事情まで推測して賛成する返事を作らないようにしましょう。

「このメッセージをほかの人にも送って」と頼まれ、転送したくないなら、「私はそのメッセージをほかの人へ送らない」と、頼まれた行動について答えます。悪口そのものをこれ以上聞きたくない場合は、「その人の悪口が続く話は、今日は聞けない」と話題について伝える方法もあります。

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愚痴と必要な連絡が一緒に届いたら、用件を分ける

同僚から「また急な変更で大変だった。ところで、明日の会議資料はあなたが持っていく担当で合っている?」と届いたら、後半は仕事の確認です。愚痴に長く付き合えるかどうかとは別に、担当の返答が必要になります。

自分が資料を持参すると決まっているなら、「明日の資料は私が持っていきます」と答えます。担当が曖昧なら、前の連絡や分担表を確認してから返しましょう。業務連絡の方法や返信期限が職場で決まっている場合は、そのルールも確認してください。

友人との連絡でも、予約や待ち合わせの確認が混ざっていれば、その用件を分けて返せます。相手が友人か同僚かという違いだけで、すべてを翌日に回すか、今すぐ返すかを決める話ではありません。

連絡の頻度を変えたい時や、引き受けた用事を変更したい時は、次の記事で具体例を紹介しています。自分が会話に参加する時間と、相手と決めた約束を分けて考える内容です。

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言い換えを本で探したい時に

頼みごとや説明の言葉をさらに探したいなら、岡本純子さんの『世界最高の伝え方』も選択肢です。出版社の目次には、言い換えや、説明・指示・伝達を扱う章があります。

相手に変更をお願いする言葉を考えたいのか、用件の説明を整理したいのか、自分の場面と目次を照らし合わせて選んでみてください。本文の会話例は編集部の想定であり、書籍からの引用ではありません。

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届いた内容と自分の予定に合う返事を選ぶ

話を聞ける時は続きを聞き、具体的な依頼にはできることを答え、用事に戻りたい時は終えることを伝える。返事の内容は、その時に届いた言葉と自分の予定で変わります。

次の一通では、相手の質問に答えたいのか、出来事の話を聞きたいのかを確かめてみましょう。何かを引き受けるなら内容と予定を確認し、実際にできる約束にしていきます。

LINE以外の会話でも言葉が止まる時は、次の記事の「言葉が止まった時の一文を用意する」をご覧ください。聞き返す言葉や、考える時間がほしいと伝える例が載っています。

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命や安全が心配な時・支え方に迷う時の相談先

「死にたい」などの言葉が届き、どう支えたらよいか分からない時は、返事の工夫だけで対応しようとせず、相談窓口や専門家へ相談してください。厚生労働省の「ゲートキーパーへの支援について」は、悩んでいる人を支える側が、支え方に迷う時や聞くことがつらい時にも支援を受ける方法を案内しています。

本人から「誰にも言わないで」と言われている場合についても、同省の案内は、本人の名前を出さずに支え方を相談する方法を示しています。相談先の対象や利用条件は、それぞれの窓口で確認しましょう。

自分自身のつらさを相談したい時や、相談方法を探したい時には、厚生労働省の「まもろうよ こころ」で、電話・SNSの窓口や、悩み・方法・地域から相談先を探す案内を確認できます。

消防車・救急車が必要な場合の緊急通報は119、事件や事故に関する緊急通報は110です。生活の安全に関わる緊急でない相談には、最寄りの警察署や警察相談専用電話#9110の案内があります。用途は消防庁の119番案内、警察庁の相談案内でも確認できます。

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この記事を書いた人

癒しとくつろぎの杜 編集部は、日々の疲れや人間関係の悩みに寄り添い、心と体をゆるめる考え方、暮らしの整え方、休み方のヒントをお届け。誰もが自分のペースを取り戻せるよう、やさしく実用的な情報を発信していきます。

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