ついてない時の受け止め方

ついてない時の受け止め方

嫌なことが重なる日は、電車の遅れも、急な雨も、短い返信も、全部自分に向かってきたように感じます。ひとつずつ見れば別の出来事でも、疲れている日は「今日は何をしてもだめだ」と一つにまとめてしまいます。

そんな日は、元気を出そうとする前に、「今日は全部だめだった」というまとめ方をいったん止めます。起きたことを一行で書き、明日でよいこと、今日はやらないと決めることを分けます。

ついてないと感じる日を、良い日に変えきろうとすると、また疲れます。まずは、その日をこれ以上重くしないこと。返信、予定、家事、考えごとのうち、今日減らせるものを一つ減らします。

先に結論

ついてない時は、一日全部を評価せず、起きた出来事を一つずつ書き出します。自分の責任で変えられること、相手や天気のように変えにくいこと、今日は休ませることを分けて考えます。返信を明日にする、予定を減らす、早く寝る、人に話す。今日の負担を一つ減らせば、明日の朝を軽く始めやすくなります。

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目次

ついてない日は一日をまとめすぎる

嫌な出来事が続くと、頭の中では別々の出来事が一つの流れに変わります。遅れた、忘れた、断られた。そこに疲れが重なると、「自分ばかりうまくいかない」という結論が早く出ます。

起きたことには、それぞれ違う理由があります。電車の遅れは自分で変えられず、仕事の確認漏れは手順を変えれば減らせます。相手の短い返信も、嫌われた証拠とは言い切れません。

起きたことすぐ出る結論先に見ること
電車が遅れた今日もついてない自分では変えられない出来事
仕事で確認漏れがあった自分はだめだどの手順で抜けたか
返信が短かった嫌われた相手の忙しさや状況
予定が流れた楽しみにしても無駄だ休む時間に変えられるか

一日をまとめてしまうと、手をつけられる場所まで見えにくくなります。まずは、出来事を一つずつ戻します。そこから、今日できることだけを選びます。

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まず起きたことを一行で書く

頭の中で考え続けるほど、出来事は大きくなります。長い反省から入ると、また重くなります。起きたことを一行だけ書きます。

「会議で確認漏れがあった」「雨に濡れた」「返信が短かった」。理由はあとで見ます。まだ分からないことまで入れると、事実と想像が混ざります。

頭の中の言葉一行で書き直す
今日は全部だめだった午前に電車が遅れ、午後に確認漏れがあった
私は運が悪い雨に濡れて、予定も変わった
嫌われた相手の返信が一文だった
また失敗した書類の数字を一つ見落とした

短く書くと、どこから手をつけるかが見えます。次の章で、自分で変えられることかどうかを分けます。メモは責めるために使わず、明日の自分が読み返せる記録にします。きれいな文章にしなくても、一行で足ります。

頭の中で膨らんだ出来事は、いったんノートに書いて外に出します。書いたあとは、すぐに答えを出さず、次に減らせる負担を見ます。

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自分の責任かどうかを分ける

ついてない日は、変えられないことまで自分のせいにしやすいです。天気、交通、相手の都合、店の混雑。ここまで背負うと、どれだけ反省しても終わりません。

見る順番を変えます。まず、自分では変えられないことを外します。その次に、自分の手順で変えられることを一つだけ選びます。

種類今日の扱い方
自分では変えにくいこと天気、交通、相手の予定責任を背負わず、予定を組み直す
手順で減らせること確認漏れ、忘れ物、返信遅れ次回の手順を一つ変える
体の負担が関わること寝不足、空腹、疲れ考える前に休む
人に頼れること相談、確認、分担一人で抱えず声をかける

全部を反省に回すと、また疲れます。今日は一つだけでかまいません。忘れ物なら置き場所を変える。返信なら明日の午前に回す。小さく変えるほうが続きます。

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今日やめることを決める

ついてない日は、何かを足すより、やめることを決めたほうが楽になります。予定を増やす、理由を探し続ける、SNSで人と比べる。そうした行動は、気持ちをさらに重くします。

元気を出す方法を探す前に、今日だけ減らすものを一つ決めます。減らすものが決まると、夜の過ごし方も変わります。

重くなる行動今日の代わり
原因を何時間も探す一行だけ書いて終える
返信を急ぐ明日の返事に回す
SNSを見続ける見る時間を決めて閉じる
大きな買い物を決める明日の自分に任せる
全部を取り返そうとする寝る時間を先に決める

やめることを決めると、疲れた状態で判断を増やさずにすみます。明日でもよいものは明日に回します。今日の自分に残す仕事を減らします。

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つらさが続く時は相談先を使う

嫌な日が一日で終わらず、眠れない、食べられない、仕事や学校へ行けない状態が続くなら、気分の問題だけで片づけないほうが安全です。

自分を責める言葉が止まらない時も、一人で抱えない形に変えます。家族や友人に話せない時は、公的な相談窓口や医療機関を使います。命に関わる危険を感じる時は、この記事の参考情報にある厚生労働省「まもろうよ こころ」の電話・SNS相談をその場で使います。緊急性が高い時は、119番や110番など地域の緊急窓口へ連絡します。

状態考えたい行動
眠れない日が続く医療機関や相談窓口へ話す
食事が取れない体の不調として相談する
自分を傷つけたい気持ちが出る一人にならず、すぐ相談先へつなぐ
職場や家庭で追い詰められている記録を残し、外部の窓口へ相談する

相談は、考える力が落ちている時に、一人で判断しなくてすむようにするための手段です。ついてないという言葉で自分を責め続ける前に、外へ出せる話から出します。

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寝る前に明日の入口を小さく作る

一日の終わりに、明日の入口を一つだけ作ります。大きな目標はいりません。朝に着る服を出す、持ち物を一つ置く、返すメッセージを一つだけ決める。それだけで、明日の準備になります。

ついてない日を、寝る直前まで反省で埋めると、明日も重く始まります。明日の自分が迷わず動けるものを一つ置いて、今日は終えます。

明日の入口用意するもの
朝の支度服、かばん、鍵
仕事や勉強最初に開く資料
連絡返す相手を一人だけ決める
体を休める寝る時間と起きる時間

良い日に変えようと急がず、今日は終える準備をします。今日の負担を一つ減らし、明日の最初の動きを一つ置く。そこまでできたら、その日は閉じてよい日です。

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今日からできること

今日やることは、起きたことを一行で書くことです。一日の評価を急がず、変えられないものを外し、今日減らせる負担を一つ選びます。

返信を明日にする。予定を一つ減らす。SNSを閉じる。早めに寝る。人に話す。小さく見える行動でも、今日これ以上つらくしないためには役に立ちます。

ついてない日は誰にでもあります。ただ、その日の出来事を、自分の価値まで広げずに終えます。明日の入口を一つ作ったら、今日はそこで終えます。

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参考情報

気持ちの落ち込みやストレスが続く時に読んでおきたい公的情報です。つらさが強い時は、記事だけで判断せず相談先につなぎます。

この記事は一般的な情報提供を目的としています。気分の落ち込み、不眠、食欲の変化、強い不安が続き、日常生活に支障が出ている時は、医療機関や公的な相談窓口へ相談します。

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この記事を書いた人

癒しとくつろぎの杜 編集部は、日々の疲れや人間関係の悩みに寄り添い、心と体をゆるめる考え方、暮らしの整え方、休み方のヒントをお届け。誰もが自分のペースを取り戻せるよう、やさしく実用的な情報を発信していきます。

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