主婦が自分時間に罪悪感を持つ理由と休み方

主婦が自分時間に罪悪感を持つ理由と休み方

昼食の片づけが終わり、やっと座ろうとしたところで、洗濯物や夕食の買い物を思い出す。家族が帰るまでの30分を自分に使いたいのに、「先に家事を終わらせたほうがいい」と立ち上がってしまう。こうして、自分の予定は何度も後回しになります。

自分時間を確保するには、罪悪感が消えるのを待たず、今日中に必要な家事と明日でもよい家事を分けます。そのうえで、20分から30分を家の予定として先に確保してください。

この記事では、罪悪感が生まれやすい状況を確かめた後、家事の終え方、自分時間の予定への入れ方、家族への伝え方を順に紹介します。いま休む直前で迷っている方は、「今日の家事を終える時刻を決める」から読めます。

先に結論

自分時間は、家事がすべて終わった後のご褒美にしません。今日中に必要な家事を決め、終える時刻を置き、20分から30分を先に予定へ入れます。家族には「16時から30分休むね。急ぎがあればその前に教えて」と時間を伝えてください。休んでいる間も罪悪感が残る日はあります。それでも決めた時刻までは家事へ戻らず、予定どおり休みます。

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目次

罪悪感が出る理由を家の中の仕事から確かめる

まず確認したいのは、家事の量と終わりのなさです。掃除や片づけは、手をつけようと思えばいくらでも続けられます。家族の予定を覚え、足りない日用品に気づき、食事の段取りを考える作業も、時間として見えにくい家事です。

次の表に、いまの生活に近い項目があるか確かめてください。罪悪感を性格だけの問題にすると、休み方を変えても同じ迷いが続きます。

いま起きていること休む直前に考えやすいこと先に変えること
家事の終わりを決めていないまだやることがある今日終える家事を三つまで決める
自分の予定だけ共有していない家族の都合を優先したほうがよい開始時刻と終了時刻を伝える
家族が家事の全体を知らない自分が休むと家が止まる家事の内容と回数を書いて分担を相談する
収入がない、または少ないことを気にしている自分のために時間やお金を使いにくい家計と自由に使える金額を一緒に決める
家族の中で休む時間を予定にしていない自分だけ休むと怠けている気がする休む時間も予定表へ書く

内閣府の男女共同参画白書では、6歳未満の子どもがいる家庭の家事関連時間について、2021年時点で妻の分担割合が、妻が無業の家庭で84.0%、共働き家庭でも77.4%と報告されています。家事や育児を多く担っている人ほど、自分の予定を入れる前に、家庭内の仕事量を確認する必要があります。

当てはまる項目が分かったら、今日の家事をどこで終えるか決めましょう。

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今日の家事を終える時刻を決める

「全部終わったら休む」と決めると、休む時刻は遅くなります。最初に、自分時間を始める時刻を置き、その時刻までに終える家事を選んでください。

迷った時は、今日中に必要なこと、明日へ回せること、家族に頼むことの三つに分けます。家庭の事情に合わせて、次の例を書き換えて使えます。

分け方決め方
今日中に必要夕食、服薬、期限のある連絡必要な量だけ終える
明日へ回せる洗濯物をたたむ、棚を片づける、急ぎでない返信明日の時刻を決めて移す
家族に頼む食器を下げる、ごみをまとめる、入浴後に浴室を洗う人と期限を具体的に伝える
今週やめる品数を増やす、毎日の念入りな掃除、予定外の買い物一週間試して困るか確認する

夕食を簡単にする日があっても、明日へ回す洗濯物があっても、生活にすぐ支障が出ないなら、その日はそこで終えます。決めた時刻になったら、家事の途中でも休みに入ってください。

終える時刻が決まったら、次は休む時間を予定表に書きます。

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20分から30分の自分時間を先に予定へ入れる

最初は、20分から30分を確保します。いつ始め、いつ終えるかを決めておけば、家族にも伝えやすく、次の家事へ戻る時刻も分かります。

取れる時間過ごし方の例終わり方
10分椅子に座って飲み物を飲む、目を閉じるタイマーが鳴ったら予定を確認する
20分本を読む、入浴する、近所を歩く次の家事を一つだけ決める
30分カフェへ行く、趣味に手を動かす、友人と話す帰る時刻や通話を終える時刻を決める
1時間以上家族と予定を調整し、一人で外出する移動時間まで予定に入れる

自分時間の途中で家事を思い出したら、メモに一行だけ書き、決めた終了時刻までは戻りません。休みながら洗濯物をたたむと、体は座っていても家事は続いたままです。

疲れ方に合う休み方は、セルフケアの記事でも具体的に紹介しています。

自分時間を予定へ入れたら、家族には開始時刻と戻る時刻を伝えます。

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家族には開始時刻と戻る時刻を伝える

家族へ長く説明すると、大ごとを頼んでいるように感じやすくなります。伝える内容は、いつから、何分休むか、その間に急ぎがある時はどうするかの三つで足ります。

相手伝え方の例
パートナー「16時から30分休むね。夕食の準備は16時半から始めるよ」
子ども「タイマーが鳴るまで本を読むね。急ぎなら声をかけて」
同居する家族「15時半まで部屋で休むね。買い物の相談はその後に聞くよ」
介護中の家族「次の薬の時間まで休むね。必要な物はここに置いてあるよ」

毎回許可を求める形にすると、相手の返事によって休めるかどうかが決まります。家族の安全や急ぎの用事を確認したうえで、自分の予定として時間を伝えてください。

家事の偏りそのものが自分時間をなくしている家庭では、伝え方だけでは解決しません。次は、誰が何を担うかを具体的に相談します。

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家事分担は内容と回数を決めて相談する

負担になっている家事の内容、週に何回あるか、いつまでに終えたいかを書き出します。その中から家族に頼みたいものを選び、担当を相談してください。

家事今の負担相談する内容
夕食後の片づけ毎日一人で洗う交代制にする、食器を各自で下げる
洗濯洗う・干す・たたむ・しまうを一人で行う各自の衣類は各自でしまう
買い物在庫確認から注文まで一人で考える共有リストへ家族が追加し、週一回まとめて注文する
子どもの準備持ち物を毎晩確認する本人が確認し、保護者は最後だけ見る
通院や介護予約と付き添いが一人に偏る家族と交代日を決め、難しい日は外部支援を調べる

話す時は、直近の一週間で困った場面を一つ選びます。「火曜は夕食後の片づけで休めなかった。来週から火曜と木曜をお願いしたい」のように、曜日と家事の内容まで伝えると相談しやすくなります。

頼みごとをどこまで小さくすればよいか迷う方は、こちらの記事も参考にしてください。

分担を相談しても、休んでいる間に罪悪感が戻る日もあります。そんな時は、三つだけ確認します。

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罪悪感で休めない時に三つだけ確認する

休み始めてすぐ家事へ戻りたくなったら、次の三つを確認してください。頭の中で答えにくい時は、紙に一行ずつ書きます。

確認すること答えの例次の行動
今日中に終えないと誰かが困るか洗濯物は明日でも困らない決めた時刻まで休む
休まないと明日に何が残るか疲れたまま夕食を作ることになる20分休んでから始める
家族にも休む時間があるか家族は帰宅後に動画を見る時間がある自分の休みも予定として確保する

罪悪感がなくならなくても、タイマーが鳴るまでは休みます。何度か同じ時間に休むうちに、家族もその予定を把握できるようになります。

入浴や香りを楽しむ時間を自分の予定に選ぶなら、次の商品も候補になります。

肌が敏感な方や香りで体調が悪くなる方は、成分を確認し、使用を控えてください。疲れている日に作業を増やしたくないなら、いつもの入浴だけで十分です。

休む時間を作っても、疲労や孤立が続く時は、家庭の外へ相談します。

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疲れや孤立が続く時は家庭の外へ相談する

眠れない、食欲が落ちた、涙が止まらない、家事や育児ができない状態が続く時は、医療機関や公的な相談窓口へ連絡してください。自分時間を増やしても回復しない状態は、専門家へ相談する目安です。

相談先は、困っている内容で選べます。連絡する時は、いつから困っているか、睡眠や食事の状態、家事・育児・介護への影響を伝えてください。

困っていること相談先
育児の疲れ、預け先、親子関係自治体のこども家庭センター、こども家庭庁の相談案内
介護の負担、サービスの利用地域包括支援センター
眠れない、強い不安や落ち込み医療機関、厚生労働省の公的相談窓口
家事や育児の分担、生活費家族での話し合い、自治体の家庭相談

自分を傷つけたい、消えてしまいたい気持ちがある時は、一人で過ごさず、身近な人や緊急の相談先へ連絡してください。

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今日の自分時間を決める

最後に、今日の予定を一つ決めます。次の表を埋め、家族へ伝えるところまで進めてください。

決めること記入例
今日中に終える家事夕食と服薬の準備
明日へ回す家事洗濯物をたたむ
自分時間16時から16時30分まで本を読む
家族へ伝える言葉「16時から30分休むね。夕食はその後に作るよ」
次に相談する分担火曜と木曜の食器洗い

今日の自分時間も、家族の予定や家事と同じく、生活に必要な予定として入れます。まず開始時刻を決め、カレンダーやメモに書いてください。

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参考情報

家事・育児時間の分担と、育児・介護・こころの相談先について、次の一次情報を参照しました。

本ページは一般的な情報提供を目的としています。心身の不調が続き、日常生活に影響が出ている時は、医療機関や公的な相談窓口へ連絡してください。

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この記事を書いた人

癒しとくつろぎの杜 編集部は、日々の疲れや人間関係の悩みに寄り添い、心と体をゆるめる考え方、暮らしの整え方、休み方のヒントをお届け。誰もが自分のペースを取り戻せるよう、やさしく実用的な情報を発信していきます。

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