大人の趣味の見つけ方|続けやすい選び方

大人の趣味の見つけ方|続く楽しみ

「休みの日に、仕事や家の用事とは別の楽しみがほしい」。そう思って趣味を探しても、たくさんの候補を前に迷うことがあります。選ぶ手がかりになるのは、その趣味の「何が楽しそうか」という感覚です。

ここでは、布に模様を刺していく時間や、気になる写真を眺める時間、先生に教わる時間の面白さを紹介します。時間の取り方や道具の置き場所、費用も比べながら、自分の暮らしに合う始め方を探してみましょう。

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手を動かして、少しずつ形にする

手作りの面白さは、さっきまでなかった形が目の前に現れることです。刺しゅうなら、糸の色を替えるうちに、花びらや葉の輪郭が見えてきます。

たとえば、糸を交差させて模様を作るクロスステッチは、図案と布を見比べながら進める刺しゅうです。絵を一から描くのは苦手でも、好きな模様を選ぶところから始められます。

窓辺のテーブルで、布に植物の模様を刺しゅうする女性のイラスト
自宅で刺しゅうを楽しむイメージ。紹介するキットの完成例ではありません。

材料を選ぶところで迷うなら、図案に合う糸や布をまとめたキットも候補です。色や布の種類を一つずつ選ばずに、気に入った作品から材料をそろえられます。下のキットは、ネコの模様を小さな布に刺してみたい人向けのものです。

手を動かす趣味は、刺しゅうのほかにも料理やスケッチなどさまざまです。料理ならいつもの食材を違う味付けで楽しめますし、スケッチなら手元のカップを描くことから始められます。家で一人の作業を楽しみたい時の候補は、一人で没頭できる趣味15選でも紹介しています。

作品を見に行くことも、ひとつの趣味

絵や写真を眺めることが好きなら、美術館やギャラリーへ出かけるのも楽しみのひとつです。写真の中の街がいつもと違って見えたり、絵の具の厚みや筆の跡が目に留まったりと、作品の前で初めて気づくものもあるでしょう。

気になる色や風景から作品を見ていくと、自分の好みも少しずつ分かってきます。同じ街を写した写真でも、人の姿を大きく捉えたものと、建物を遠くから眺めたものでは印象が変わります。自分ならどちらを部屋に飾りたいか、と考えながら見るのも面白いところです。

近くの展覧会が思い浮かばない時には、家で作品を探す方法もあります。東京都写真美術館の収蔵品検索は、キーワードや作家名から作品・資料を探せる入口です。好きな作品の作者名が分かれば、その作家の展覧会も探せます。

作品を見て自分でも写真を撮りたくなったら、スマートフォンで気になる景色を残してみるのも一案です。店先に並んだ鉢植えや、雨上がりの道に映る看板など、身近な風景が題材になります。

教室で、人と学ぶ時間を持つ

家で自由に取り組む趣味と、誰かに教わる趣味では、楽しさの生まれ方が少し違います。たとえば陶芸なら、先生の手元を見ながら、自分の器との違いに気づくことがあります。そばで作っている人の色や形にも、その人らしさが表れるのが教室の面白さです。

教室を探す時には、完成例と当日の内容を合わせて見ると、過ごす時間を想像しやすくなります。同じ陶芸でも、器の形から作る講座と、用意された器に絵付けする講座では体験が異なります。自分で形を考えたいのか、色や模様を楽しみたいのかによって、選ぶ講座も変わるはずです。

長く通う前に雰囲気を知りたい時の候補が、一日講座や体験講座です。NHK文化センターには入会不要の一日講座などがあり、見学・体験の可否や、時間と料金は講座ごとに異なります。

時間・置き場・費用から、始め方を選ぶ

楽しそうな内容が見えてきたら、その趣味をする日のことを考えてみます。夕食のあとに家で少しずつ進めたいのか、休日に予定を入れて出かけたいのか。始め方を選ぶ時に、比べておきたい違いは次の通りです。

楽しみ方暮らしとの合わせ方
家で小さな作品を作る作業する時刻は自分で選べます。道具と作品の置き場が必要で、費用は材料・必要な道具・通販の送料などです。
教室で学ぶ開講時間に加え、移動時間もかかります。道具の貸し出しや作品の持ち帰り方、入会金・教材費の有無は講座ごとに異なります。
展覧会を見に行く開館日と会期に合わせて予定を組みます。制作道具の置き場は不要で、主な費用は入館料や交通費です。

刺しゅうのような小さな作品なら、道具と作りかけの布を一つの箱にまとめておく方法があります。食事の前にテーブルを空けられ、続きをする時は箱ごと取り出せるので、作業専用の机がなくても取り組みやすい形です。

NHK文化センターのように、教材費などを原則として受講料とは別に設定している教室もあります。定期的に通う講座なら、一回分の金額とあわせて、申し込む期間全体でいくらかかるかも比べたいところです。

暮らしの中に、また楽しみたい時間を

趣味の楽しさは、始めたあとに広がることもあります。たとえば、街の写真を撮るうちに古い建物の名前が気になり、その来歴を調べたくなる、という広がり方です。建てられた頃のことを知ると、次に同じ通りを歩く時には、入り口の装飾や窓の形まで見てみたくなるかもしれません。

商品・講座・鑑賞の参考情報
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この記事を書いた人

癒しとくつろぎの杜 編集部は、日々の疲れや人間関係の悩みに寄り添い、心と体をゆるめる考え方、暮らしの整え方、休み方のヒントをお届け。誰もが自分のペースを取り戻せるよう、やさしく実用的な情報を発信していきます。

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