室内で育てやすい観葉植物7選|初心者の選び方

ポトスを棚、パキラとモンステラを床に飾った室内のイラスト

棚から垂れるポトスや、大きな葉を広げるモンステラ。部屋に置く緑を探していると、「自分の部屋にはどれが合うだろう」「枯らさずに育てられるかな」と迷うことがあります。

見た目が気に入った一鉢を長く楽しむには、置く場所の明るさや日々の水やりが、その植物に合っていることも大切です。この記事では7種類の観葉植物を取り上げ、飾り方と育て方を紹介します。部屋のどこに置きたいかを思い浮かべながら、自分に合う一鉢を探してみましょう。

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置く場所と、眺める位置を思い浮かべる

植物を選ぶときは、まず部屋のどこに置き、どの位置から眺めるかを想像してみます。椅子に腰掛けたときに見える棚なら、縁から垂れる葉を楽しめそうです。ソファの脇に空きがあれば、幹のある背の高い株も候補になります。

その場所で育てられるかを考えるには、昼間の自然光が手がかりです。カーテン越しの窓辺と、窓のない玄関では条件が違います。窓の外の庇なども光を遮るので、実際に鉢を置く位置を日中に見て、日差しが直接当たる時間も確認しておくと選びやすくなります。

これは、ミネソタ大学が解説する、室内の光に合う植物を選ぶ考え方にも沿った方法です。葉が広がる余裕も見ておくと、候補をさらに絞れます。たとえば通路の脇に置くなら、鉢が収まるかに加え、伸びた葉に体が触れずに通れるかも考えてみてください。

葉の姿と育て方で選ぶ、観葉植物7選

置く場所の見当がついたら、葉の姿と世話の違いを比べてみましょう。同じ観葉植物でも、土をよく乾かす種類と、適度な湿り気を好む種類があります。ここでは7種の飾り方に加え、光と水やりの目安も紹介します。

アイキャッチと挿絵は、葉姿や飾り方のイメージを伝えるAI生成イラストです。同じ種類でも、品種や成長によって葉の色・形・広がり方が変わります。

ポトス|棚から垂れるつるを楽しむ

ハート形の斑入り葉と棚から伸びるつるが分かるポトスのイラスト

つやのあるハート形の葉が、つるに沿って一枚ずつ並ぶポトス。緑一色の葉のほか、黄色や白の模様が入る品種もあり、葉の色を見比べるのも楽しみです。少し高さのある棚に置くと、鉢の縁から下へ伸びるつるの流れが目に入ります。

新しい葉が出てくるのを待つ時間も、育てる楽しみの一つです。楽天市場の購入者レビュー(2025年6月12日投稿)では、育てている株で新芽が増えたと、購入者が報告しています。

棚に飾る場合も、強い日差しが直接当たらず、自然光が入る位置を選びます。水を与えたあとは土が乾く間隔を空け、常に湿った状態が続かないようにするのが基本です。高い場所に置くなら、土に触れたり鉢を下ろしたりしやすい高さかも確かめておきましょう。

パキラ|幹のある一鉢をソファの脇に

幹の先で手のひら状に葉を広げるパキラのイラスト

パキラは、木のような幹と、手のひらのように開く葉が特徴です。店頭には幹を編み込んだ仕立てもあり、背丈のある株をソファの脇に置くと、座った位置から小さな木を眺めるように楽しめます。

ただ、ソファの脇が部屋の奥にある場合は、葉の位置まで自然光が届くかを見ておきたいところです。パキラは直射日光を避けた、明るい場所で育てます。

また、「パキラ」の名では複数の種が流通しています。ここで取り上げるパキラ・アクアティカは、水はけのよい土で適度な湿り気を保つ種類です。水をためたままにせず、購入時には種類と販売店の管理方法も確かめると、水やりの目安をつかめます。

モンステラ|大きな葉を広げられる場所に

大きな葉の切れ込みと横への広がりが分かるモンステラのイラスト

大きな葉に入る深い切れ込みや穴が、モンステラの魅力です。若い株にはまだ切れ込みのない葉もあり、育つにつれて形が変わる様子を楽しめます。葉が横へ広がるので、周囲の家具との間にゆとりのある床や低めの台が飾り場所の候補です。

MK1 PHOTOGRAPHYの個人の栽培記録では、2017年秋に迎えた株を約1年半育て、鉢を大きくした後は卓上に置けなくなったと紹介されています。成長の速さは株や環境によって変わりますが、小さな株を買う場合も、育ってから置ける場所を考えておきたいですね。

置き場所が決まったら、直射日光を避けた明るさを確保し、土の上のほうが乾いてから水を与えます。この記事の育て方はモンステラ・デリシオーサを対象としており、「ヒメモンステラ」などの別種は含めていません。

サンスベリア|すっと立つ葉で縦の線を添える

横しま模様の厚い葉がまっすぐ立つサンスベリアのイラスト

厚く硬い葉が上へ伸びるサンスベリアは、縦の線が際立つ植物です。横しま模様や黄色い縁を持つ品種のほか、短い葉が鉢元にまとまる小型の品種もあります。選ぶときは、葉の伸び方と置きたい場所の幅・高さを見比べるのがよさそうです。

世話をするときは、水を足す前に土の乾き具合を見ます。サンスベリアは乾燥に強く、水やりの間には土を十分に乾かす種類です。弱い光にも耐えますが、育てる場所には自然光が入る明るさを確保します。

ZZプラント|つやのある葉並びを近くで眺める

つやのある楕円形の小葉が並ぶZZプラントのイラスト

ZZプラントは、肉厚でつやのある小葉が整って並ぶ植物です。小ぶりな鉢をサイドテーブルやチェストの上に置くと、一枚ずつの光沢や厚みを近くで眺められます。成長がゆっくりなことも特徴です。

この肉厚な葉や地下の太った部分に水を蓄えるため、乾燥に強い性質があります。一方、土が湿ったままの状態は苦手です。直射日光を避けた明るい場所に置き、水やりの間には土を十分に乾かします。

オリヅルラン|弓なりの葉と子株を楽しむ

弓なりの細い葉と垂れた子株が分かるオリヅルランのイラスト

細長い葉が弓なりに広がるオリヅルラン。白いすじの入った葉に加え、長く伸びた茎に小さな子株が付く姿も魅力です。棚の上や吊り鉢に飾ると、垂れた葉や子株の様子がよく見えます。

棚や吊り鉢の置き場所は、直射日光が当たらず、ほどよい明るさがあるところが適しています。一時的な乾燥には耐えますが、生育に合うのは適度な湿り気のある土です。サンスベリアやZZプラントも一緒に育てる場合は、それぞれの土の状態を見て、水を与えるか決めます。

テーブルヤシ|机のそばで細かな葉の重なりを

細かな小葉が羽状に広がるテーブルヤシのイラスト

羽のように細かく分かれた葉が広がるテーブルヤシ。葉の隙間から向こう側が見える、軽やかな姿です。小鉢を机やサイドテーブルに置けば、座った位置から葉の重なりを楽しめます。

手元に置ける小鉢は、世話のときに土の状態を確かめやすい点も魅力です。テーブルヤシは明るい間接光を好み、水やりの間に土を少し乾かす程度が目安となります。乾燥には短期間耐えますが、乾かしきったままにはしないようにします。小鉢で売られている株も成長するので、葉が広がる余裕も見ておきましょう。

土の乾き方を確かめて、水を与える

ここまで見たように、植物によって水を与えるまでに乾かす程度は違います。さらに、同じ鉢でも季節や置き場所が変われば、土の乾く速さも変わります。光が少ない場所では植物が使う水も少なくなるため、「毎週この曜日」と固定せず、そのつど土の状態を見て判断することが大切です。

乾き具合を見るときは、表面の色とあわせて、土に指を入れて湿り気が残っているかを確かめます。持ち上げられる小鉢なら、水を与えて水切りした後と比べて、軽くなったかも手がかりです。これはメリーランド大学が紹介する確認方法の一つ。重さだけで決めず、選んだ種類が好む土の状態と照らし合わせます。

水を与えると判断したら、底に穴のある土植えの鉢では、鉢底から流れ出るまで注ぎます。その後、受け皿や鉢カバーに残った水を捨てるところまでが水やりです。小鉢ならシンクで水を与え、水が切れてから飾る場所へ戻す方法もあります。

水を切る場所とともに、注ぎやすさも考えておくと世話がしやすくなります。葉が茂って鉢元へ注ぎにくいときに便利なのが、細いノズルの水差しです。

暮らしに合う一鉢を迎える

好みの植物と世話の仕方が見えてきたら、購入前に実際のサイズを確かめます。商品に書かれた高さは鉢を含むのか、葉を広げた幅はどのくらいか。売り場や商品写真の印象と、自宅の置き場所をすり合わせるための確認です。

あわせて見たいのが、鉢底の穴と水の捨てやすさです。土植えの植物で、穴のない器を飾りに使うなら、排水できる鉢を中に入れて鉢カバーとして使う方法があります。内側の鉢を取り出せるかも見ておくと、迎えた後の水やりを想像しやすくなります。

ペットや小さな子どもと暮らす場合は、迎える前に、その植物について専門機関や販売店の取扱注意も確認しておきましょう。置き方や世話に無理のない一鉢を選び、葉が増えたり広がったりする変化を楽しんでみてください。

家具の配置も考えたいときは、居心地のいい部屋の作り方も参考にしてみてください。

植物と育て方の参考情報

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この記事を書いた人

癒しとくつろぎの杜 編集部は、日々の疲れや人間関係の悩みに寄り添い、心と体をゆるめる考え方、暮らしの整え方、休み方のヒントをお届け。誰もが自分のペースを取り戻せるよう、やさしく実用的な情報を発信していきます。

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